心療内科を受診するべき症状

日常生活や人間関係のストレスが原因で体調を崩した時には、心療内科の受診がおすすめです。心療内科とは、心理的な要因から引き起こされている体の症状に対する治療を行っていて、自分で不調の原因となるストレスが思い当たらなくても、人間ドックなどの検査で異常がないのに不調を感じる人、原因不明の体調不良が長く続いている人なども治療の対象となります。心療内科と精神科との受診で迷う場合には、体に出ている症状と心に出ている症状のどちらが強いかを比較して、体に感じる不調の方が強ければ心療内科を選ぶとよいでしょう。自分に合った相性のよい病院と出会うことができるように、事前にホームページや実際に通院している人の口コミを参考にして、医師の人柄や治療方法などについて調べておくことも大切です。

薬に頼りたくない人の治療方法

また、心療内科への受診を考えている人の中には、病院へ通うことになってもできるだけ薬は飲みたくないと思っている人も少なくないでしょう。心療内科では必要に応じて抗不安薬、抗うつ薬、睡眠導入剤などによる薬物療法が行われますが、薬に頼りたくない患者のニーズに応えるために、最近ではカウンセリングや心理療法を治療の主体としている心療内科が増えてきています。カウンセリングでは主に医師や臨床心理士との対話を通して、患者の心理的な問題を突き止めたり、患者自身が心と向き合う作業をサポートしています。心理療法には、砂の入ったミニチュア玩具を使って自由に表現をする箱庭療法や、物事の受け取り方を変えるための認知行動療法のほか、対人関係療法、家族療法などがあり、自分が受けたい心理療法が決まっている人は実施可能な医療機関を選ぶのが良策です。

品川の心療内科は複数存在するので、自身に合ったクリニックを選べます。治療方法やサポート体制などに違いがあるため、事前にリサーチしておくと良いでしょう。